欲張り

どの世界でも新参者に対しては、表ではウエルカムであっても心穏やかではないのはわかる。
動物の縄張り意識が働く本能のようなのが人にもあるらしい。
やっぱりここでも・・・。
今日は、出勤二日目。
更衣室で着替えていると、「おはよう」の挨拶もそこそこに
「あの人には気をつけて、すごい口の悪い人がいて・・・どうのこうの」
とこちらが聞きもしない情報を入れてくる先輩がいた。
「何人も辞めさせている」
わたしはまだ面識もない相手の事だ。
反応に困った。
「辞めないでね」
の結論だったが、
さて、こういう情報を早々に入れてくれる先輩をどう受け止めたらいいのだろうか。
親切心?
今日、仕事をペアになって教えてもらったのは、その怖い人だったけれど、
特に何のあれもなく、淡々と教えてもらってありがたかったけどね。
それよりもわたしの吹けば飛ぶような経験値を根掘り葉掘り聞いてくるのはどうよ。
また、別の先輩だが。
資材の仕舞い方でちくりと言われてしまったからではないが、とにかくこの人からの視線を感じる。
老若男女入り混じった職場だ。
わたしは、短時間パートとして与えられた仕事を全うしてあっさりと帰ってくる。
人の悪口、陰口言わない。
他人が下した評価もあてにしない。
自分の目で判断する。
少々何を言われてもへこたれない。
そしてそして・・・
そのうえで仲のよい友達ができたらいいなあと思う。
ささやかな望みだけど欲張りかな。
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