日々の小さな徒然を書き留めています。

さるすべり

2017/03/18
 
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一体、

何への怒りなのか

グーのこぶしを空に向ける

秋の百日紅

 

街路樹の百日紅が丸裸になっていた。

冬への準備だろうが、一枚の葉さえ残っていない樹木が怒っているように見えた。

青すぎる空が何の慰めになろうかと、スマホ越しに小さな世界を哀れんだ。

 

すくっと伸びた1本足の街灯に気が付いた。

夕方になれば街灯の光は丸裸の彼女を穏やかに包み込む。

私の勝手な想像の世界などおかまい無しに、

近寄る事も離れる事もなく、

これまでも、またこれからもずっと一緒に時を重ねていくのだろう。

来年の春にまた綺麗な花を咲かせて。

 

暖かな風が吹くまでゆっくりおやすみ。

そのこぶしはきっと柔らかく広げられる日が必ずくるから。

 

ぐーのこぶしをちょっぴり羨ましいと思いながら

通り過ぎた。

 

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