日々の小さな徒然を書き留めています。

「同居人」と「同居人」

 
この記事を書いている人 - WRITER -
昨日は午後から夕方にかけて激しい雨が降った。
 
退職後の手持ち無沙汰の解消にでもなればと、家の片付けと掃除を始めたのはいつだったか。
元来四角い床を丸くなでるだけのずぼらな性格。
出したものをまた終い込んだりで、まるで成果が無く勢いも衰えつつ・・・
 
どうしてこんなに片付かないのか。
答えは簡単、ものが多すぎるのだ。
人って物を管理できる能力というのがあって、
モノが散らかるというのは、その管理能力以上のモノが存在しているという事らしい。
 
うちのモノの大半は、本だ。小説、エッセイ、図鑑等など・・・
趣味の本も限りなく・・・
子供達に読み聞かせていた絵本だってとってあるし。
 
さらに漫画本が半端なく多い。
ちょっとした漫画喫茶ぐらいはできるのではないかと思う。
まんがなんて読めばハイ終わりになりそうなものだが、子供達は綺麗に残している。
時々知らん顔で処分すれば、すぐにばれて怒られる。
 
どうしたものかと悩んで悩んで・・・
そうだ、図書室を作ろう。
本を全部一箇所に集めて・・・・
 
というので昨日から屋根裏に上り綺麗に掃除して、
家中の本を屋根裏に運ぶ作業に没頭している。
 
 
パソコンを開いてキーを叩き始めてふと思った。
あれっ、今日書きたかったことはこれではなかったはず。
 
まあ、いいか。
 
1918年3月8日 午後より大雨。
家丸ごと片付けに頑張っているということで。
 
 
 
ここから本題。
当ブログ「風の色」へアクセスありがとうございます。
 
1年前の事をぽつぽつと書いていますが、
時事系列がばらばらになって、はて?と思う事も度々あります。
いいわけをすれば、
昨日の夕ご飯は、思い出せても一昨日のはとっさに出てこないのと同じかもと。
 
ご了承よろしくお願いします。
 
 
 
*~*~*~*~*
2016年も終わりに近づき、
11月から職業訓練校に通う日々だった。
平行して就活も始めた。
訓練校の卒業、就職を持って引越しという青写真の通り、
わたしは秒単位で動く電車にも似た気分で日々走っていた。
 
先の見通しのある今の暮らしといえば聞こえは良いものの、
電車は1分遅れれば一大事みたいなところがあるらしい。
わたしもどこかそんな思いに似たものがあって、
いつもレールの上から外れてはいけないという緊張感があった。
 
 
 
訓練校、就活、面接、卒業、引越しと予定を1つずつクリアしていった。
その時折で、夫からは
「道を間違えるなよ」
と何度も念を押しされ、
わたしは「迷子か?」反発もしたくなるというもの。
でも、すぐに
「確かに迷子だったかもしれない」と自虐で納得したり。
 
3ヶ月の時が流れめでたく卒業。
 
引越も無事に終わった。
 
人ひとりが移動するというのは大変だ。
荷物の引越しだけでなくもろもろの事務手続きもあって、
もっとも大事なのは住民移動を市役所に届ける事だ。
 
元の家に戻るといっても、世帯主の夫とは法的には全くの他人だ。
自分を世帯主として新たに住民票を作成できるが、
同じ家に二人の世帯主がいるという状況に違和感があった。
 
結果、「同居人」として移動を届出た。
新しく発行してもらった住民票の自分の名前の横だった上だったかは覚えていないが、
続き柄に記載されていた「同居人」という3文字が、目に飛び込んできた。
 
夫と離婚後、約1年弱子供達と暮らしていたが、その時のわたしも法的には妻ではなくて
「同居人」だった。
何かの折で住民票を取りにいき、その表記に愕然とした事を思い出した。
今更だが、現実を目の当たりにしただけなのに。
 
 
あの時の「同居人」と今の「同居人」
上から見ても横から見ても、
全く同じ3文字が行儀よく並んでいるのに変わりないのに、気持ちは雲泥の差だった。
あの頃の「同居人」の文字には突き刺すような痛みを感じていた。
あれほど嫌だった「同居人」の角ばった文字が、
今はどうしてこんなに愛しく思えるのか。
 
そんな答えが簡単に出る問いかけをわざと自分にし、頭を捻るふりをした。
 
 
「道を間違えないようにしよう」
口すっぱく言ってくれた夫の言葉が胸に沁みた。
 
転入手続きの窓口でぐすぐす言いながらティシュだして、
鼻をかんで「花粉症なの」と笑う以外のごまかし方が思い浮かばなかった。
 
 
 
 
ブログ村ランキングに参加しています。
応援してくださると励みになります。
にほんブログ村 ライフスタイルブログ 50代の生き方へ にほんブログ村 ライフスタイルブログ ささやかな暮らしへ にほんブログ村 シニア日記ブログ 女性シニアへ
この記事を書いている人 - WRITER -

Copyright© 風の色 , 2018 All Rights Reserved.