日々の小さな徒然を書き留めています。

京都「背割提さくら」に酔いしれて

 
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午前4時起床。
ご飯は予約炊飯で丁度炊き上がった所だ。
 
おにぎりに、卵焼き、カキとあじ2種のフライを揚げた。
みどりのブロッコリーにミニトマトは3月なのにクリスマスカラーだなと。
 
 
 
最寄り駅から出発した時刻はまだ6時前だった。
 
お花見だ。
目的地は京都の「淀川河川公園背割堤桜」
 
 
今日の最高気温は20度の予報、
さぞや暑くなるだろうと思っていたのに、朝の冷え込みは意外な程だった。
混む前に行きたいを最優先させたので、これは致し方ない。
 
 
京阪電車に揺られ
 
 
車窓からは、生駒山や天王山がくっきりと見えた。
 
 
八幡市駅で下車、駅前の交番を左側に曲がった。
 
こんな朝早い時間なのにもう沢山の人が普通に歩いていた。
 
車の駐車場が閉鎖されているので
車で来た人は困った様子で係りの人に聞いたりしていた。
 
 
車での移動は控えたほうがよさそう。
 
 
きづがわに架かった大きな橋を渡ると遠めに桃色の帯が飛び込んできた。
あああれだ。
いよいよだ。
 
手前を流れるのはきづがわ、
 
 
中州の模様が日本地図のどこかに地域に似ている。
 
 
橋の右側は、昇りたての朝日がまぶしく、
1本足の街灯はすっくと立っていた。
 
 橋を渡りながら、あっちみたりこっちみたりと、
主役は、やっぱり桜なんだからと
まだまだ大事に取っときたい、
みたいな感じになって歩をゆるめたりしていた。
 
川沿いの若草色の新芽も時を止めたような河川の水面も、
 
 
 菜の花も、主役を綺麗にラッピングして、リボンかけしてくれているような・・・
 
 
そんな風景だった。
 
 
後はもう桜
 
 
さくら
 

 
 
右手に宇治川
 
 
左手に木津川
 
 
店開きの準備で忙しそうな車が数台停まっていた。
 
それにしても見事なさくら並木だ。
 
 
 
 *****
ここでちょっとお勉強。
背割堤(せわりてい)は、京都府八幡市にある堤防である。 
宇治川(淀川)と木津川の合流部に全長1.4kmにわたって2つの河川を区切るように設置されている。
 洪水発生時に両河川をスムーズかつ安全に合流させる役割を果たしている。
 
河川の治水工事は、洪水の度に何度か改良され1917年に現在の背割提の形になった。
堤防には250本のソメイヨシノが植えられ、お花見スポットとして有名になっている。
 
華やかな風景の歴史には、並々ならぬ人知が施されていたのだと知ると、
感慨深いものがある。
 
*****
 桃色の朝日がこぼれる、さくらのトンネルの中を歩いた。
日本一綺麗なトンネルだと、トンネルのいろはもしらない私が思った。
 
 
250本が群れ、並木になっている。
ひとつとして同じ枝振りがあろうはずもなく、
どのさくらの木も自由奔放にしげり、競い、華やかに舞っていた。
 
時々、榎木がお目付け役のように配置されそれもまた愛嬌があった。
 
 
さくらのトンネルは1,4キロメートル、250本のさくらの木が植えられている。
行きはずっと土手の上のトンネルを歩き、突き当たってぐるりとユーターン。
帰り道は木津川の河川敷の方を歩いた。
 
 
突然奇妙な物体が出没。
 
これは、まるでジプリの「天空の城ラピュタ」のロボット兵ではないか。
くすのきが養生中だと知っても、ロボット兵にそっくりすぎて笑えた。
 
 
 
桃色も道は途切れることなく
 
 
どこまでも続き
 
 
手招きして
 
 
空へといざなう。
 
 
たどっていけばそこに空への入り口が、用意されているような錯覚さえ覚える。
 
 
花びら一枚に酔い、250本のさくらに酔いしれた
 
一人で歩く人、
二人づれ、
親子で、恋人と、ワンちゃんと・・・沢山の人が歩いていた。
 
「ここにさくらを観に来ている人はみんな幸せなんだろうね」
というと
「そうかな」
「わしは、前にきた時は一人だった」
とつぶやく人が隣にいる。
 
 
こずえでは名も知らない小鳥が、くちばしで花をぷちんと切って落としていた。
遊びなのか食を求めているのか・・・
どっちだろうと頭を捻った。
 
「さくらであいかん」
 の前ではたくさんの人が行列を作っていたので素通りし、
 
「国宝石清水八幡宮」まで足を伸ばした。
 
 
 
 
こちらのさくらもやっぱり綺麗だった。
 
 
裏参道から展望台まで歩いた。
この人と一緒だと、とにかくよく歩く。
どこまでも歩く。
急な階段を何段も上るのに往生する年齢なのに負けていられなかった。
頑張った。
 
真っ赤な椿がぽとんと落ちていて思わず拾い上げた。
 
 
一重のほんとに椿らしい椿だ。
 
 
ご本殿で参拝して、ベンチに腰掛けて弁当を食べた。
 
陽だまりでのんびりとさくらを眺め、
平均年齢がやや高めのハイキングのグループの、
リーダーの笛の音の元気さに驚いたり・・・
 
春の時間はゆっくりと過ぎていく。
お腹も膨れ、ほどよく身体も疲れてきたのを合図に帰途に着いた。
 
八幡市駅は、これから背割提へ向う人の波が、
規則正しく何かに引っ張られるうねるように続いていた。
この波にびっくり仰天、
ちょっと寒かったけど早めに来て正解だった。
 
時刻は12時少し前だった。
 
 
来年も来たい。
また来よう。
 
さくらは、ここで一年かけてまた大きくなるんだろうね。
一年後の自分達を想像してみたが何も浮かばなかった。
なぜなのかは、わかりすぎるほどよくわかっていた。
 
 
 
長文になってしまいました。
最後までお読みいただきありがとうございました。
 
 
 
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