日々の小さな徒然を書き留めています。

ねえひとりで淋しくない?

2018/04/09
 
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週末娘3人が泊り込みで同時に帰ってきた。
普段は二人分の家事だけでのんびりしているのが、急にぱたぱた忙しくなった。
食事を作って片づけし、また作っての繰り返しでなんだか一日中台所に居るような感じだ。
毎日、どれだけゆるりとしているのかがわかるというもの。
時間もあっという間に過ぎる。
でも、こんな風景は随分久しぶりの事で、懐かしい感覚にしばし浸った。
 
娘達は、それぞれ一人暮らしだ。
普段は自炊で頑張っているだろうからと、あれもこれも作ってやりたい。
だから買物も半端な量ではないが、それも案外快感だ。
 
朝は、卵サンド、昼は自己流パエリア、夕は・・・・
娘達の好きそうなメニューを考え、大人5人前の食事の用意する。
料理は得意ではないが、子供達はわたしの作るものはなんでもぺろりときれいに食べてくれる。
 
「だまっていてもご飯がどんどん出てくるからすごいね」
なんていうものだから、調子にのって張り切ってしまう。
 
 
ケーキつくりの得意な末娘が、
今回はイチゴののったチョコクリームのケーキを作ってくれた。
 
この子、住んでいるアパートで冬場は白菜の水栽培をし、
この夏はベランダを果樹園にするぞと、ブルーベリーやなんかを育て始めたらしい。
大葉の種まきもしたそうな。
「お前にそっくりや」
と小松菜とほうれん草の区別の付かない夫がいう。
 
 
 
 
 
たまに帰ってきての週末を、ぐうたらごろごろし
夕飯にと揚げた串カツの残りと、
夫が産直売り場で調達してきた野菜をお土産に、
子供達はバイバイと手を振って帰っていった。
 
明日からまた仕事だ。
こんな子達でもそれぞれの職場で色んな思いをしながら働いているのだ。
 
自分の足で立ち生きていくために必死になって。
頑張るしかないのだけど、
子供達を見送った後の部屋の静けさといったら・・・。
いつもは聞こえない自分の心臓の鼓動までもが聞こえてくるような気がする。
 
アパートに帰り着いた部屋の中は、ここよりももっと静かだろう。
今頃は、そんな部屋に一人で電気をつけているに違いないと思ったら、
「ねえ、大丈夫?一人で淋しくない?」
「ここに帰ってくる?」
そんな言葉をかけたくなってしまいそうになる。
 
いけないよね。
自分の子だからといって、淋しい気持ちも自分と一緒だと思うのは大きな間違いだし。
第一気持ちの持って行き所が違うでしょ。
なにより自分を慰めたいだけの自己中心はやめなきゃ。
 
そんなことはとっくにわかっているつもりだったのに。
 
親は無くても子は育つというけれど、
それぞれの場所に帰っていく子達をみていると、
覆いかぶさる負債感と後悔はいつも以上にわたしの胸を締め付けた。
 
 
 
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