日々の小さな徒然を書き留めています。

じんわりと刺激的

 
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義父は、30年前に亡くなっているので、
義母は随分長い期間一人暮らししていた。
その義母も昨年他界した。
 
 
夫の実家には、家と土地があって、その所有権移転の手続きをしなければいけない。
 
 
所有権移転手続きは、司法書士がしてくれるらしいが、
頼めばやっぱりお金がかかる。
 
つい言ってしまった。
「わたしに任せて」と。
 
そういったわけで、あちこちへ飛び回っている。
義父母の本籍地の役場で被相続人の書類の請求。

相続人の書類関係は、その人の居住している役場へ。

  
義父も、義母も就職と同時に、それぞれのふるさとを後にしている。
本籍が変わったのも何度かあったようで、
出生地の役所からも取り寄せる書類もある。

 
 
さらに困った事には、土地家屋の所有権がまだ義父のまま。

しかも、名義は義父母共有になっていた。

 
50代のポンコツ頭では理解しがたいことだらけだ。
法務局に出向き相談し、わかったつもりになって帰ってきたのに
はてな?がすぐに出没する。
とうぜん、無駄足も多くなる。
 
 
 
 わたしは、相続者本人ではないのであらゆる場で委任状が必要になる。
 
 
申請書1つ作成するのにも、単語ひとつわからなければそこでストップ。
一度聞いて理解できたらいいのだが、わたしはわからないことばかり。
何時間も同じ画面でしかめっつらだ。
 
空いた時間に動けばいいかな、
と空いた時間ばかりのわたしが軽い気持ちで引き受けたのに。
 
結果、どつぼもはまってしまったようだ。
ひとつの事をしだすと、回りが見えなくなる自分の性格も忘れていた。
 
洗濯物がほしっぱなし。
夫の帰るコールが来てから慌てて食事の用意。
当然、暖めてほいという簡単メニューになる。
 
ベランダの野菜達のご機嫌伺いが減る。
昨日からへなっと萎れていたきゅうり苗が、今朝はさらにぐったりになっていた。
水不足ではない。
なぜだと思いながらも、原因究明にはいたっていない。
 
とこれはほんの一部だけだが、
専業主婦にあるまじき行為ではないか。
手抜き家事がさらにパワーアップしている感じだ。
 
わたしは、一度に二つのことをこなす能力が全くなかったんだとは今更の納得。
 
しかし、乗りかかった船だ。
しばらくは超手抜き家事でいくしかないなあ、
かたづけも一時休止で、
と割り切ろう精神だけは一人前のずぼらぶりだ。
 
 
そうはいいながら、
スローでもひとつひとつクリアしていく課程は、
謎解きと言えば怒られるかもしれないけれど、じんわりと刺激的だ。
 
義父母の歩いた普通の人生が、そこかしこに記されていて、
それが、まるで息をしているように感じる時がある。
 
こういう機会が与えられた事を、感謝しなければいけないと思った。
 
 
 
 
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