日々の小さな徒然を書き留めています。

ミニトマトの苗おどろきの62本

2018/04/20
 
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土曜日、日曜日。
カレンダー通り出勤の夫は連休だ。
 
 
 休みの日、

6時とはいってもまだ近所では物音ひとつしないのに、

毎日朝4時に起きているので6時に起きても、朝寝坊したという。
 
休みの日はふたりで朝食を摂る。
目玉焼きをつくりコーヒーを入れ、旬の春キャベツをちぎり、
ぱりぱりといい音をしてくれるのが嬉しい。
 
30年物のオーブントースターは、焼きむらがひどいがそんなの気にもせず、
ちゃっちゃかとパンを焼く。
 
夫はチーズトースト、わたしは普通のトースト。
少しの決まりごともあるが、別に絶対でもなくこだわりもない。
 
 
ヨーグルトを添えたり、身体にいいからと黄な粉をまぶしたりも、
ひとりで食べる時にはしないことをする朝ごはん。
一緒に食べるというのはこんなことだろうなあと思う。
 
 ****
 
種まきしたミニトマトの芽が出揃ったようだ。
双葉をパッと開き、本場がちらほらと見えて、
密集して間引かなければいけない雰囲気になってきた。
 
 
だけど、間引けない。
どれも同じに芽をだして育つ気まんまんで・・・
 
1本ずつ鉢上げを始めた。
使いまわしの黒ポットでは、間に合うわけも無く、
ヨーグルトの空き容器なんかを総動員しても足りない。
 
買いに行った。
100枚入りで128円だった。
安いとほっとした。
ついでに鉢を並べるトレイもひとつ98円を3個調達し、赤だま土と腐葉土も買った。
ポット上げぐらいだったらこれだけあれば充分間に合う。
 
しかし、あのミニトマトの苗を全部ポット上げするとしてその先は・・・
いやいや、今はそんなことを考える暇は無いといそいそと帰った。
 
帰ってみれば、夫は、満足そうに映画をみている。
機嫌はよさそうだ。
普段から機嫌が悪いのを滅多にみないが。
 
 
ベランダにあがり、作業開始。
小さな苗を割り箸でおこして、指でつまみポット苗に植える。
土の感触とか双葉のきゃさやさとか、
根っこをちぎらないようにとか色々と頭が動く。
 
割烹着を着て背中を丸めて、がに股に座り込む。
細かい作業だ。
ずり落ちるめがねを、
軍手代わりにはめたビニルの手袋の指でちょいとあげつつ。
 
こんなわたしの姿、誰にも見せられない。
100年の恋も冷めるというもの。
 
1本たりとも残さず全部植え終えて気分は爽快。
数えてみたらなんと62本もあった。
 
 
 
 
そして、ようやく思った。
ああ、わたしはやっぱり馬鹿だ。
こんなたくさんの苗を育ててどうするのかと。
 
 
 
ミニトマト一株を育てるのに、まず8~10号の大きさの鉢がいる。
ホームセンターでチェックしたら398円だった。
398円×62個=24,676円
そして丸鉢なら行灯仕立てがよいとなると、ぐるぐるワッカの付いた支柱がひとつ。
100均で購入するとして 6,200円
そしてなによりも62個分の土・・・・・
20リットルで役500円として30袋ぐらい必要になり、15,000円。
合計いくらだ。
鉢底石も必要で、肥料に、あれにこれで・・・
何ということか。5万円は軽く突破してしまう勢いだ。
 
最近のわたしの合言葉は、
「家族にエンゲル係数ならぬ園芸係数を悟られるな」
だから、これはかなりやばすぎる。
商売でも始めるつもりかと笑われるわ。
 
仮にそれが全部クリアできたとして一体62個の鉢をどこにならべるん?
車庫にでも置く?
いちおう2時間ぐらいはお日様あたるだろうけど、それで??
 
あなたね、どう考えてもミニトマト62本はありえないよ。
わかっている。
 
 
わかっているのに、今朝一番に行ったところは二階のベランダ。
 
ぱっと広げたミニトマトの双葉にうっとりを見とれている。
 
 
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