赤いゆめ

   

夫が、出先で新鮮な竹の子を2本買ってきてくれた。
農家さん直販だから安い。
 
手にとるとずっしりと重く、ほかほかと暖い。
竹の子は凄いスピードで呼吸をしているという。
なるほど、そんな感じだ。
鮮度が命だといわんばかりに深い呼吸をしているのが伝わる。
 
 
竹の子ご飯食べたいねえ。
でもね、値下げ品でも1本598円もするんじゃ手がでませんね。
 
それを5回は話しただろう。
そしてそしてようやく我が家にも竹の子がやってきた。
 
 
新鮮な竹の子はすっと包丁が入る。
やわらかだ。
大なべに糠をいれて湯がき、一晩そのまま寝てもらう。
翌日さらに柔らかくなった竹の子がきれいな水の中で泳ぐ。
それだけなのに、

すごくりっぱな料理をしている気がして嬉しくなるから不思議だ。

二人で食べるには多いかなの3合の竹の子ご飯をつくったのがゆうべ
少々味が薄かったが、全く問題なし。
今日は、竹の子のてんぷらにでもしようかなと思案中だ。
 
 
義父母の実方に郵送で頼んでいた書類が届いた。
もう一方は明日にも届くと思う。
そうなると、またあちこち走り回らなければいけないだろう。
その前にちょっと行きたい所があった。
 
自転車でどれぐらい走っただろうか。
家を出たときは曇っていたのに、途中から日が出てきた。
そうなると、この季節のひざしだ。日焼けが気になる。
帽子をかぶってくればよかったと後悔するあた50半り、50半ば過ぎでもまだ乙女の部分が残っている。
 
 
汗かきかき、走って走って・・・ようやく視界が開けた。
流れる河が見える。
パノラマの風景が広がった。
 
土手の上を自転車で走りながら・・・
麦藁帽子でもかぶっていれば、青春ドラマの一こまみたいだが、
時々荷台に土をくくりつけ走る50おばさんでは話しにならないなあと苦笑いした。
 
思ったとおり景色はよかった。
土手に茂った草の緑色や紫色の花に癒され、やっぱり、菜の花が満開だった。
遠目の河川敷の黄色い花の帯は、まるで天然の五線譜のように春を奏でていた。
 
春の小川は~
なんて聞こえてきそうであったが、実際は
残念ながら昨日の雨の影響で流れが早く、しかも濁流だったのでそれはなし。
 
自転車を土手の上に停め下まで降りて見れば、
ギシギシが、巨人の国の草のような大きさでいばっていた。
とりまく草も青々としてどれも栄養満点で、丸一日お日様の恵みを受け
羨ましいほどの元気さだった。
 
わたしの家の半日日陰で暮らす花や、ベランダの野菜達に分けてもらいたい恵みであった。
でも、それはそれ。
君はそこ
わたしはここ。
 
この場所こそが自分で選んだ場所で一番の特等席。
草も花も野菜もみんなちゃんと知っているんだろうから、
余計なお世話である事は間違いなかった。。
 
我が家のベランダで芽をだしたミニトマト大事に育てよう。
いつにも増してそんな事を思った。
 
 
 
 
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コメントありがとうございます。
嬉しく拝見しました。
 
楓様、まりんママ様
いつも気にかけてくださりありがとうございます。
 
だばんだ様
はじめまして。
よろしくおねがいします。
ロウバイ楽しみですね。
 
 
 それでは、今日も一日良い日でありますように。
 
 
 
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