日々の小さな徒然を書き留めています。

この島で生まれこの島で育った。

2017/03/18
 
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昨日、島に帰ってきた。

零れるように降り注ぐ南国の日差しは、真夏のように健在で

曇りがちで小雨が多い2月の天候とは、うってかわっての天気のよさだ。

 

久しぶりに母や姉弟達と他愛無い話をする。

それだけで一日が過ぎていった。

 

一晩明けて改めて帰って来たのだと思った。

ただひとつ父親がそこに居ないという現実以外は、

何も変わらない故郷の日常生活が、粛々と行われていた。

 

南の島の朝は少し遅い。

午前7時にようやく明るくなってくる。

気温は20度近くまであがると天気予報は伝えていた。

ありきたりの言い方をすれば、

セーターにダウンと着膨れするほどに着込んで出歩く、今が一番寒い真冬の関西とは、

同じ日本と思えない。

まさしくそうだ。

 

飛行機の小さな窓から見える、緑と茶色のパッチワークを施した大地。

機体を激しく振動させて着陸する瞬間の、何ともいえない高揚感。

アームドアが開かれたとたんに、空気が一瞬にしてすり変わるのを全身が感じる。

 

この島で生まれこの島で育った。

何もない島。

有るのは、空と大地と広がる海・・・

ただそれだけなのに、両手一杯に持った宝物をぱーっとひろげ、

「見て、みて」

と自慢したくなる。

 

そんな島だ。

 

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