ねぇ、友達っていいね。

      2017/03/18

 

約一月ぶりに訓練校の同級生と会った。

実は1週間前、日時のすれ違いで会えなかったと言ういわくつきの今日だ。

念入りにラインで場所を何度も確認して出かけた。

 

久しぶりに会う彼女はとても元気だった。

お互いに近況を報告し合い、

難波花月内の「千とせ」で「ニクスイ」を食べましょうということになった。

「ニクスイ」という音もなにやら不気味で、「肉吸い」なる食べ物が一体どんな物か恥ずかしながら知らなかった。。

聞けば、肉うどんのうどんなしメニューという。

そうなんだ。

 

ものは試しだからと食券を買って興味津々で待っていた。

かなり有名なお店のようであっという間に満席になり、外は長い行列が出来ていた。

私たちは、とてもタイミングよくきた様だ。

 

若い女性の従業員が運んでくれたのは汁物とごはんだけといういたってシンプルな物。

卵が一個半熟状で肉と沢山のねぎの間に浮かんでいた。

七味をぱっぱと振って・・・

うんうん~美味しい。

薄味好みのわたしには少々濃い目の味付けだったが汁までぺろり、すっかり飲み干した。

 

その後は難波界隈を右に左に行ったり来たり・・・

随分ときれいになったとはいうもののビニールがぷかりと浮かぶ道頓堀。

それはそれで道頓堀らしいと言っていいのか悪いのか不思議な感じ。

イチョウ並木の御堂筋、法善寺横町に水掛不動さん。

具合の悪い母や病気で苦しんでいる知人を思い、欲張りなぐらい沢山の水をかけた。

自分の為には肩の方を狙ったがはずれまくりだった。

 

評判のお店や小さな路地裏まで、彼女は実によく知っていた。

わたしが知らなさすぎるといえなくも無いが、

若い頃このあたりに勤めていたという彼女は、なるほど観光ガイド顔負けの案内をしてくれた。

 

唐突に昔を思い出した。

その頃流行った「大阪ラプソディ」そのままの街がここにあった。

それに感動する自分にびっくりしたが彼女もびっくり。

「どうした、どうした?」

と顔を覗き込む。

「大阪の街、いいもんだなあと思ってね」

と言うと、

「そうそう。思っているほどぶっきらぼうでもないよ。」

「優しい街かもね」

8歳年下の彼女とわたし

中年女二人で道頓堀を眺めながらしんみりと話した。

 

時間を忘れた週末のカフェでのおしゃべりは楽しくコーヒーを2杯もおかわりした。

気のおけない友と呼んでいいのかなあと、この年で照れてしまうのをどうかと思いながら

さくらの季節にまたねと約束しあった。

社交辞令でもなんでもないのが嬉しく無邪気にはしゃぎつつ、

心の底からじんわりとした何かがこみ上げてきた瞬間だった。

ねえ、友達っていいね。

 

 

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