日々の小さな徒然を書き留めています。

おとこに間違えられる。

 
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↑満開のオステオ

土曜日、夫は休みだ。

夫と休みが合うのは土曜日だけ。

弁当は作らなくて良いし、のんびり惰眠をむさぼっていい日なのに、

そんな日に限って早く目が覚める。

しかし、早起きは少々お得感があっていい。

早速パソコンを開いた。

 

起きてみれば少し肌寒い。

昨日から喉の調子が良くない。一日経って悪化はしていないが良くもなっていない。

ここ2,3年は、首の痛みに悩まされつつも風邪らしい風邪をひいた事がなく、

最近は、膝痛に難儀はしているもののそれなりに元気だったのでちょっとしょんぼり。

しかし、今日一日養生すれば明日には快復間違いなしだろう。

 

パートは順調だ。

カットフルーツの値付けで失敗し、

夫に話しながら悔しくてむせび泣いた日から10日、すっかり立ち直った。

上司や他のパートさんから直接駄目だしをくらわなかったのにも救われたかもしれない。

こういうところが前職場との決定的な違いだろう。

 

さて品出しの業務を担当していた日。

例のごとく冷蔵の陳列棚に向って一心不乱に商品を出していた。

背中の方から

「兄ちゃん、ちょっと」

という声が聞こえてきた。

「ん?にいちゃん?」

自分が呼ばれている自覚は全くなかったが、一応振り向いた。

すると中肉中背の男性がわたしを見て

「あつ、すまん姉ちゃんやったか」

と言うではないか。

 

確かにうちの部門は男性も女性も同じ制服を着ている。

そりゃわたしは丸みを帯びた女性らしいメリハリのある体形ではない。

着物は絶対に似合わないと自覚しているし、肩が張り棒きれのように見えないこともない。

しかし、いくら背中越しとはいえこんな近距離で男に間違えられた50女の心情を

「すまん、すまん」だけで済ましてくれるな。

他人事のようにぷっと吹き出しそうになりながらも、

内心穏やかではいられないしつこい性格も持ち合わせている。

 

「はい。いらっしゃいませ」と満面の作り笑顔で対応したが、

人生もうすぐ60年、男に間違えられたのは初めてだった。

 

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