パート母さん、頑張って稼ごう

↑今年のビオラ

9月最後の日の朝。

ワンちゃんが来て3日になった。

 

午前4時。

まだまだ外は真っ暗な時間に、クーンという泣き声を聞いた。

母犬恋しくて泣いているのかと心配して上がってみると、

ねむけまなこの娘がペットシーツの始末をしていた。

どうやら、ワンちゃんはおしっこしたくて娘を起こしたらしい。

やれやれと胸をなでおろし、なんて賢いワンちゃんだと感心した。

子犬といえども侮れないものである。

 

しかし、何と言っても生後50日。

食事は半分離乳食みたいなものだ。

飼い主たる娘。

ドッグフードをミキサーで粉砕してミルクでふやかし、かいがしく世話をしている。

うんちの様子をみてドックフードの固さ加減をしている。

ワンちゃんも食事を与えてもらえる人を主(あるじ)と認定しているようで、

ちょろちょろと後を着いて回ったり、傍でちょこんと座っていたりする。

 

ワンちゃんは、家族を序列化すると聞いたことがある。

1位はもちろん餌をもらえたりおしっこやうんちの世話をしてくれる末娘だろう。

2番目は夫らしい。

今の所、わたしは3番目、最下位だ。

このおばちゃん、害は無いようだが大して利益にもならない存在と思われているにちがいない。

 

ワンちゃんと娘は基本居住空間は2階だし、わたしもちょいちょい覗きにいくが、

ちらっとみて、しっぽをぷらぷらっと2,3回振って、後は知らん顔。

まあ、いいでしょう。

今のうちにご主人様をしっかり刻み付けておかなければいけないし、

娘が就職すれば、必然的にわたしの方が家に長い時間一緒にいるようになるので、

立場が逆転でもしたらえらいことだ。

 

それにしてもわが子が、ワンちゃんとはいえ

自分より弱い存在のものに愛情を注いでいる姿を見るのはなんともほほえましい。

父親たる夫は娘に

「お前はワンちゃんを食わせなければいけないから、稼がなきゃならんで」

と軽く求職活動へのプレッシャーを与えている。

 

「わかってますよ」

と言いながらも、今の娘の頭の中は隅々までワンちゃん一色でべた塗りされているのは明らかで

まるで、耳に入っていないだろう。

でも、まあいいじゃありませんか。

長い人生、こんな時間が1、2ヶ月続いたからと言って、

振り返ってみれば、瞬きくらいの一瞬の出来事だろう。

 

最近、夫が夕食時によく口に出す言葉があって、

「○○が(娘の名)帰ってきてから、晩飯のおかずが一品増えてるで」

そうそう、気がついていたか。

やっぱり母親たるものわが子が可愛い。

確かに、娘が帰ってきた時から食費がうなぎのぼりな事情はあっても、

パート母さんが頑張って稼ぐぜ、なんてかなりいきがっている。

 

明日から10月、消費税が10パーセントにあがる。

主に食料品を扱うスーパーの客足の影響はどうなるのだろうか。

ちょっと気になる。

 

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