日々の小さなできごとを切り取って書き留めています。

今年の桜は自転車で

 
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4月。

さくらが咲いた最初の土曜日。

相変わらず膝が痛いわたしだか、やっぱりさくらは愛でたい。

タッタタとは歩けないが自転車でだったら大丈夫。

夫と一緒におにぎり4個持ってでかけた。

 

去年は、電車に乗って京都の桜の名所「背割り提」に行った。

今年は自転車だね。

来年はどこだろうか、いやいや今年のさくら、今のさくらを堪能しようぜとかなんとか。

訳のわからない60前の夫婦の会話だ。

さくらだけでも現在過去未来と時が交差しているものだと思った。

 

それにしても、日本人はほんとにさくらが大好きなんだ。

街のいたるところ、公園、街路樹とさくらが咲き誇っている。

さくらの花の気配は人を家の中から引っ張り出す媚薬かもしれない。

 

通り過ぎるだけの女の人とも

「きれいですね」と挨拶が自然と出る。

おじいさんもおばあさんも子供達もあかちゃん連れの夫婦も、皆がさくらを見上げ

にこにこしている。

 

こっそりと会話を聞いてみれば、

「去年のさくらはああだったね」とか

「ことしはまた一段と綺麗だ」とか。

ほぼみんな同じ会話をしていた。

中には来年は見れるかなとかも・・・。

 

目指したわけではなかったけれど、

どこぞの町内会のさくらまつりに出くわしおちゃとお菓子をご馳走になった。

つくりたての優しい味のだんごもふるまわれ、志の寄付金をちゃりんと箱の中に入れた。

 

「なんか年配の人多くない?」

と夫に言うと、

「何を人事のように言うとるん。わしらもりっぱな年配者だ」

と返された。

そうでした。

ふたりの合計年齢がもうすぐ117歳になる。

高齢化の日本社会の一端をりっぱに担いでいるのだと思った。

 

さくら前線北上中。

去年も咲いたし、今年もこんなに綺麗。

 

それぞれの街でそれぞれの思いを胸にただ静かに。

来年もきっと咲くだろう。

 

枝でさいているさくらも水面を流れるさくらも

あなたの心模様と同じように・・・。

 

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