偽善者らしくしたら・・・

わたしは、スーパーの青果部門のパートだ。

引越しやら働き方やらで職場は点々と変わっているが、

トータルすると青果部門でのパート歴は7、8年ぐらいになる。

野菜を切ったりラップしたり、カットフルーツを作ったりが主な仕事だ。

 

基本的な作業は、どこのスーパーでも一緒だが、店が新たになればまたスタート地点に戻り、

職場になれるのは2、3ヶ月はかかる。

一番のおお事は、同僚パートさんとの人間関係かなあと思う。

その辺も色々と経験してきて、自分に合う職場か違うかというのもわかるようになってきた。

 

今の職場は、パートさん同士の関係は良好で85点ぐらいだ。

かなりの高得点をつけた。

陰口や愚痴もたまに耳にする程度で、他愛もないものばかりだ。

勿論、自分から言い出すことはしないを心がけている。

 

わたし達は、日毎にそれぞれ作業が振り分けられており、おのおの自分の作業に没頭する。

仕事量的にいえば夏場はフルーツが、秋口から冬場は野菜の方が忙しくなる。

なのでパートの頭数によっては、応援という形で同じ作業台でペアになるのが多い。

そうなると、他のパートさんの仕事の段取りやなんかを直に目にする機会が増える。

 

青果の仕事は、加工と品だしという作業に分かれていて、そのうちの加工は

キャベツや白菜をカットしてラップやセロハンで巻き値付けして商品化するという作業だ。

いかに綺麗に正確にスピーディにが勝負だ。

 

スーパーに買い物に行ったときに、キャベツの半切りをくるっとひっくり返してみて欲しい。

南瓜4分の一しかり。

ラップが綺麗に伸びてぴったりとくっついているだろう。

白菜4分の一も根元の切り口は、手でかきむしった後があってはいけない。

セロハンできゅっと巻かれているかどうか。

虫食いや腐れなどは見苦しくないようにトリミングしなければいけない。

それが普通なのだが、うちの同僚さんは出来ていない人がひとり、ふたり・・・いる。

 

昔、まだこの仕事を始めたばかりの時に、

ラップひとつで野菜や果物の鮮度感は天と地ほど違うからと教えてもらった。

先日、ペアに入ったパートさんもその類で、

案の定、商品化された野菜達は、売り場に並べても美味しそうに見えない。

誰も気がつかないのだろうか。

または気がついているけど知らん顔なのか。

作業効率の悪さも前々から問題になっているのに未だに改善されていない。

具体的に目の当たりにして色々と思う事ばかりだ。

しかも、そう思っている自分に自分で腹が立っている。

 

同僚パートさんの中では、経験から言えばわたしが一番長いが、

店自体では同期入社の人を除けば一応、みんな先輩になる。

ペーペーの分際で良かれと思って言っても、たとえそれが正しくても受け入れてはくれない。

「偉そうに・・・」

と言われてしまってはおしまいだ。

嫌われる勇気が、わたしには小指の先ほどもありゃしない。

時給、5円、10円の差でしのぎを削っている部分も無きにしも非ず。

 

そうだ、黙っているのが賢い。

わざわざひんしゅくをかうような事を言って、おのれの立場を悪くする事はない。

みんなと仲良くしたいのだろう。

偽善者らしくしたら。

 

仕事のやり方は人それぞれ・・・

自分の仕事をきっちりこなしていたらいいのよ。

好機は必ずある。

 

最近は毎日のように、天の声なのか、悪魔のささやきなのか、

どちらともわからない言葉ばかりが聞こえてくる。

 

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