夫婦げんかをした。

親子でも兄弟でもお互いに別人格であるのは百も承知している。

だからちょっとした事でいさかいや誤解が生じるのもある意味仕方ないなあとは思う。

だから、元は他人であった夫婦ならなおさらのこと。

しかも、わたし達夫婦は、一度離婚している。

ゆうなればやり直し婚だ。

同じ失敗は二度としないと硬い決意のもとで再出発し、現在に至る。

再入籍から2年経過し3年目に入っているが、その間、喧嘩をしたことがなかった。

 

小さな勘違いがひとつふたつはあったかなぐらいのもの。

夫は基本優しく受け入れがいいので、

このままずっとそんな感じで一緒に暮らしていくのだろうと思っていた。

 

先日テレビの「とくだね!」かなんかで話題になっていたある出来事。

近しい人の何気ない一言で傷ついた件について。

夫の誕生日に専業主婦の妻がちょっといいものをプレゼントしたところ、

「それ、オレの金だよね」という言葉が返ってきたそうな。

これに女性陣が猛反発し「最低」を連発した。

 

わたしも子育て期間は専業主婦だった。

「だんなさんが稼いできたお金に間違いない」と言った男性アナウンサーにも

批難が集中したのも当然だと思った。

 

確かにだんなさんが会社に行き働いて稼いできたお金で正しいのだけど、

「オレの金だよね」の前に「ありがとう」でしょうよ。

 

ごく軽い気持ちで言ったかもしれないけれど、

うっかり、つい出た言葉には案外本音が隠されていたりするから油断ならない。

 

実は、うちでも、先日これに似た事件が起こった。

一週間ほど前に遡る。

保険の更新の絡みであった。

 

日本は健康保険制度は優秀でかなりの範囲をカバーしてくれるありがたい制度だ。

入院などで高額に医療費がかかった場合でも、高額医療の申請をしておけば自己負担分が抑えられる。

その上で新たに医療保障を検討するかどうかはそれぞれの考えだ。

保険は一生涯のうちで教育費を別にして家の次に大きな買い物だ。

少なくともわたしはそう認識しているが、夫は違っていた。

さらに保障を増やして再契約するという。

しかも被保険者は次女。

来年自動更新すると保険料が上がるパターンのもの。

今回も10年定額の医療保険で毎月の支払額は7千円弱だが、

トータルで86万円の買い物だ。安くはない。

スーパーで卵を買うのとは訳が違う。

 

 

もっとじっくりゆっくり考えたいと思っているわたしとは意見が対立し、

内緒だが保険の営業マンが若い女性というのにも若干腹がたった。

ついに夫は「どうせ俺がはらうのだから」

と言い放った。

「俺が払う」のではなくて家計から出て行くお金ではないか。

ぷっつんになった。

 

確かに、わたし達夫婦は財布は別だ。

妻のわたしはパート代で、食費や日常の消耗品等は賄っている。

夫は老後費用の貯金と固定支出担当としているが、家計はひとつだという点では一致していたはず。

 

それなのに、夫からそんな言葉が出てくるとは夢にも思わなかった。

ことばのあやだと思っていてもカチンときた。

2、3日口をきかず無言対決。

何年ぶりの喧嘩だろうか・・と過去へさかのぼって計算したりした。

 

しかし、流石に3日ぐらいからばかばかしくなり、先に折れ、謝った。

 

冷静になって聞けば夫にもそれなりに事情があるのは理解できたし、

一年後には解約を視野に入れ検討しなおす事で納得した。

 

それにしても我を張ってもいいことは何もない。

こんなレベルの問題だったら、もっと良い解決法がたくさんあるはずなのにまだまだだ。

 

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 50代の生き方へ


にほんブログ村 ライフスタイルブログ ささやかな暮らしへ にほんブログ村 シニア日記ブログ 女性シニアへ