小さくなった肩に丸い背中
2019年2月3日

来月のシフトのやりくりをして田舎の母親に会いにいく予定を立てた。
同時期に採用されたパートさんに、勤務交代をお願いしたら快く受けてくれた。
こういうことが気兼ねなく頼めるのはほんとにありがたい。
週4日勤務の恩恵もあって今回は5日間の休みが取れた。
実家の親には1年に2回会うといううっすらとした決め事がある。
ひと月のパート給与の殆どを使っての帰省になるが、
これも今のわたしが出来る最大の親孝行だと思うと胸が弾む。
もしかしたら海開きが始まる頃か?
気の早い彼岸桜が咲きだしているのか?
2月といえば節分寒波なるものもあったりで、一年で一番寒い時期だ。
天気予報で気象予報士は「暖かくして・・・」
と連発している。
確かに寒い。
人一倍冷え性のわたしの指先は針でつつかれたように痛いし、足の指は紫色に腫れている。
毎度のことながら期間限定とはいえ不愉快な症状が続いている。
縦長の等圧線の端っこの最高気温20度の表示が見ながら島に暮らす老いた母を想う。
パーマ気のなくなったショートカットの白い頭。
小さくなった肩に丸い背中・・・
30年先を行く母に30年後の自分を重ねた。
老いるのが嫌とかでなく、哀しいとか辛いとかでも無いのに、
母の背中を追って生きているような気がして胸が熱くなった。
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