記念日を忘れた
2019年7月10日

2017年6月 わたし達夫婦は人生二度目の婚姻届を役所に提出した。
その時の事を「家族に戻りたい」というタイトルでブログに書き記している。
再出発の節目のできごとだったので、忘れるわけがないと思っていたのに、
何ということかカレンダーは7月になってしまっていた。
さらに、正確には6月の何日だったのか。
まるで思い出せない。
その事を夫に話した。
「2回目の結婚記念日がいつの間にか過ぎてしまっているよ」
「6月の何日だったっけ?」
「最初の時の事はしっかり覚えているのに変だな」
すると夫は
「年を取ると、最近の事は忘れて昔の事ばかり覚えているらしいからな」
いやいや・・・そういう問題ではないような気がするけど。
「で、あなたは覚えているの?」
「戸籍謄本見ればわかるんじゃない」
なんだ、夫も忘れているではないか。
まあ、二人とも若くないし似た者というのも確かだ。
恥ずかしながら同じ人同士での結婚記念日が、
2回もあること自体がどうよみたいな感じだから、
最初の時だけを正確に覚えていれば良いということにした。
7月も中旬に入る。
梅雨らしい湿度の高い曇天が続いている。
あじさいの葉っぱに黒い斑点が出てきた。
秋色あじさいに・・なんて思っていたが、やっぱり剪定してやった方がよさそうだ。
何事にも「その時」というどんぴしゃな時期があるものだ。


