日々の小さなできごとを切り取って書き留めています。

訴えるから?

2019/04/01
 
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スーパーはサービス業だ。

お客様は神様だという世界かもしれない。

スーパーでの仕事はバックヤード業務であったり、店内での品だし業務であったりする。

売り場での作業になると接客業務も加わる。

担当部門に関係なくお客様へは万難を排して対応しなければいけない。

 

青果部門は店の入り口付近に設置されている。

必然的にお客様の対応はレジの次に青果部門が多い。

 

ある日の昼前頃。

恰幅の良い男性のお客様が入ってきた。

品だしをしていたわたしに声をかけた。

「おい、姉ちゃん」

男性のお客様はパートさんを姉ちゃんと呼ぶ。

関西特有の呼び方なんだろう。

「はい、いらっしゃいませ」と業務スマイルで対応する。

以下そのお客様との会話だ。

 

客「弁当はどこにある?米の弁当だぞ」

私「店内奥の方にございます。ご案内します」

案内しながら

客「パンもあるか」と聞いてきた。

私「はいございます。この先でございます。ご案内しますか」

客「いやいい。今日は米にする。ところでここの弁当は上手いか」

私「はい。美味しいです」と即答。

客「ほんとうか。まずかったらどうする?」

私「大丈夫です。美味しいです」と念を押す。

客「まずかったら訴えるからな。ほんとうにうまいんだな」

私きっぱりと「はい。まずかったら訴えてください。」

売り場に着くと客は「ありがとう」と手を振った。

選んで買い求めた弁当が本当に美味しくて満足したかどうかは定かではないが、

未だ、訴えられてないので大丈夫だったのだろう。

というより半分ジョークだったんだとわかった。

強面で「訴えるから」と言われ一瞬本気にしてしまった自分が恥ずかしかった。

 

品だししていてよく聞かれるのは「どんなのがいい?」

というものだ。

例えば、大根はまっすぐでひげ根の少ないもの。ひげ根の位置がぐにゃとしてないもの。

美味しいバナナは、スマートな物よりふっくらとしたもの等など・・・

お客様と一緒に商品を見定めたりもする。

しかし、

「野菜の事は何でも知っているからここに勤めているのだろう」

とおもむろにいわれ仰天したことがあった。

何でも知っていると豪語できるわけがないが、

自分の持っている知識で対応仕切れない場合は上司につなげればよいだけだ。

 

 

そんな感じで、切ったり巻いたり並べたり。

お客様と短い会話をしたり・・・・

単純作業の繰り返しの日々だけど、

毎日入荷する果実や野菜たちと一緒に季節の変化を楽しんでいるといった感じだ。

 

 

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