魔法の杖

テレビを観たりしていると、世の中にはとてつもなく頭のいい人が沢山居るものだと思う。

遺伝子レベルでの研究やはるか宇宙の事等感心させられることばかりだ。

その度に人間はなんて賢いのだと思い、

そして「すごい、頭いいね」を連発するのがわたしだ。

すると夫が必ず「お前も頭がいいよ」というのだ。

単純なわたしはつい「ほんとに?」と上機嫌だ。

頭がいいと褒められることは滅多にないので本気で喜ぶ。

 

すると、夫はにやついて

「なんせオレを選んだ。最高の選択だ」というのだ。

一瞬がっかり。

ああ、確かにそうだ。

また言われてしまったと学習能力のなさを再確認。

何度言われても、冗談だとわかっていても、その件に関してはぐうの音もでない。

 

わたしは、この人に人生を救われたと思っている。

普通に結婚し4人も子供がいながら、

自己中心な行動で一時は、一人で老い一人で死んでいく覚悟もしていた。

しかし、再び家族として受け入れ子供達の元に返してくれたのは夫だ。

 

夫婦なんてお互いに感情を持った人間同士だから色々あって当たり前だが、

それらを相殺しても有り余るもの。

わたしは、それを自分の手の中に持っている。

色あせる事無い魔法の杖のように。

 

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