20数年間つかい続けたもの
2019年9月7日

↑ミニバラ
20年以上も使用し続けたあるものが壊れました。
それはオーブントースターです。
すごく残念でたまりません。
厚切りのパンをこんがりと焼き、マーガリンをたっぷりと塗って、
冬はホット、夏はアイスでコーヒーを一杯。
わたしの定番朝ごはんです。
そんな朝ごはんに欠かせなかったオーブントースター。
このオーブントースターは子供達が小い頃から使っていたかなりの年代物で、
今の家に落ち着くまで一緒に3回引越しをしてきました。
あの、阪神大震災もくぐり抜けたつわものです。
年齢にして20数歳。
白地だったはずの風貌は、いつの間にやら黒く焦げ付きが目立ち、
天板はぐにゃとへこみ底版はぐらぐら・・・
見た目もかなりのご老体。
それでも、定番の位置に陣取りパンを焼く役割はそれなりに果たしてくれていました。
しかし、ある日を境にうんともスンとも言わなくなり、ガーとかブーとかも無く。
息絶えてしまいました。
こうなれば、ただのガラクタです。
もう後は廃棄物になるしかない運命です。
「諸行無常だね」
夫は訳のわからない事をいいます。
長きにわたってうちの台所の主であり続け、わたしがこの家を離れていた時も
代わりに留守を守っていてくれたような・・・。
そんなはずはありませんが、
ありがとうと、綺麗に拭いて袋にいれて処分しました。
新しいトースター?
今はありません。
食パンはフライパンで焼いてます。
まあ、それなりのお味です。


