悪い癖
2016年11月27日

昼食の残りの生姜チャーハンをチンとして、早めの夕食を摂った。
食後は紅茶ケーキとは名ばかりの、手作りのお菓子をつまむ。
ケーキは簡単につくる。
混ぜて焼いておわり。
それに比例して出来栄えもそれなりだ。
パサつきさえ気にしなければいいのだ。
全卵をハンドミキサーで泡立てて作るスポンジケーキと比較しては気の毒だけれど、
お菓子は、やっぱり手が込むほど美味しいと思う。
こう見えてもパンを焼いたりお菓子を作ったりが好きで、
子供の誕生日やクリスマスひな祭りなどのイベント毎には必ずケーキを焼いた。
なんでもない日でもやたらとケーキを焼いたので、
単にイベントがあったからではなかったかな。
21センチの丸いケーキ型に5個の卵を使って・・・
「ぐりとぐら」の絵本の中に出てくるカステラが大好きだった。
ふとしたことで思い出す昔の事。
懐かしんだところで何がどうなるものでもないが悪い癖ほど容赦なく出没する。
時に発酵したパン生地のように2倍3倍となってふくらむ。
過去なんてものもうどこにも存在しない。
無いのだから。
今日だけ今日の日だけを生き延びればいい。
明日は明日の風が吹くはずだが、思ったように風は吹いてくれない。