星に願いを・・・

梅雨時。
台風と前線で、日本列島は大雨に揺さぶられている。
そんな悲惨な光景を職場のリビングでお年寄りの方とテレビで観る。
沈痛な空気に出るのはため息ばかりで、災害国日本丸の行く末を案じる昨日と今日だった。
世の中の動きにご高齢の方は思った以上に敏感だ。
ミサイル発射、芸能人の離婚騒動、はたまた都議選と
おおよそ1世紀近くのそれぞれの歴史を重ねて語る話にはおのずと重みが加わる。
それは、適当に相づちを打てばよいというものではなくて、
時に心の底を見透かされているような鋭さもあって「はっ」と驚かされたりする。
今日は七夕で、お年寄りの方が短冊に書いた願い事が
「生きる」という3文字。
命への欲求を神々しいとさえ思った。
***
ささやかに入籍の乾杯をした6月が終わり、カレンダーは7月になっている。
特に生活が変わったわけでもなく、朝が来ては夕方になり、仕事に行っては帰ってくる。
そんな時間の繰り返しが普通に過ぎている。
ひとつ変わったことと言えば、スマホノプラン変更だ。
先日、夫からの提案でわたしと娘の2人分のスマホ契約を夫契約の子回線に移動した。
パケット料金をシェアできたことで2人分の月々2万円越えのスマホ料金が、
半分に減額されるという。
それだけの出来事だけど、安くなるから良しだけではない特別な思いがあるのは今更言うまでもなく
やはり自分の心のなかで「母」を「妻」を語れる幸福感は、
心にじんわりとひろがり、気持ちをゆっくりと潤してくれている。
それだけでいろんなことに頑張ろうと思えてくるから不思議で、
やはり根っからの単細胞なのだろう。
仕事はどうよと言えば、7月から週5日勤務のフルタイムパートに戻っている。
仕事以外では、障害者ガイドヘルパーの資格取得の研修もスタート。
元気で動けるうちは、社会に接点を持っていたい。
それに自分だけの収入というのはやっぱり欲しいが本音で、
さらなるスキルアップの為にも積極的に活動しようと考えている。
ということで明日は日中はガイドヘルパーの研修でその後夜勤入り、
明後日は夜勤明けでそのまま研修会場へ直行を予定している。
無理をしているなあとは思うけれど最悪居眠りしながらでも、
机にしがみついてでもこの研修は何とかクリアしたい。
わたしも今を精一杯「生きたい」。
生きなければ・・・。


