無職のこの時期、うかつに1万数千円も財布から出せない。
2016年11月27日

朝方は、雲が多く、いつもの日の出の真っ赤な太陽を見ることは出来なかった。
本日の天気は曇りで決定・・・
ところが、あれよあれよという間にまっさらになっていった。
南側の窓から降り注ぐ日差しをみていれば、
目にはいる全部の光を虫眼鏡でも使ってここに集めたかといいたくなる。
大きな虫眼鏡が必要になるだろう。
ヘリポートぐらいあれば大丈夫だろうと・・・。
それぐらい、よい天気だ。
そうだ、美容院へ行こうと思った。
が、すぐに却下。
無職の今この時に、1万何千円もうかつに財布から出せない。
たかが白髪だ。
しかし鏡を見てため息をつく。
されど白髪、知らん顔しても白髪だ。
足し算引き算してみて、自宅で白髪染めと決定した。
いつもの結論をあえて大げさに言う。
早起きしたし、天気は申し分ない。
朝一でさっさかい手際よく、生え際やつむじの目立つところを染めた。
白髪を隠して少し若返った気分で満足。
これで、毛先にホイップ系の柔らかいワックスでもつけてマイサロン終了。
背中からあったかいお日様に見守られて、
さあ浮いた1万円で何しようかと考える。
ささやかな幸せに酔った振りして海を眺めた。