↑　球根が芽をだした。たぶん水仙

昨年の今頃は奈良にコスモスを見にいっている。

そういえば、最近は娘が帰ってきたり、ワンちゃんを迎えたりでなんとなく慌しい。

特にどこかに出かけたりがいつにもましてないのは、

体調がいまいちだからだけではなく、生活環境が変化しているからだけでもなく、

同じ国で起きている自然災害の影響があるのかもしれない。

最近になってやっとテレビの水害のニュースがまともに見れるようになった。

改めて自然は容赦ないものだと思うことしかりだ。

自分の住んでいる地域のハザードマップの状況を把握しているつもりでも

想定外のできごとにどれだけ俊敏に反応できるか、全く自信がない。

「とにかく早め早めの行動」

これに尽きるのではないかと思う。

わたしは夫婦と娘とワンちゃんの、3人と1匹の生活だ。

避難するときは、ワンちゃんも連れて行かなければいけない。

そのためには、

ワンちゃんを担いで避難するための頑丈なペット用のバックも常に傍に置いている。

テレビから流れてくる生々しい映像がわたし達に語りかけてくるものは多い。

とにかく、怪我をしないように命をなくさないように。

大変だろうけど必ず朝は来る。

人間はそんなに弱くはないから頑張れ、がんばれ・・・

困難な今を目にするたびに我が身に置き換えてみては、声にならないエールを送ったり

一緒に泣いてしまったり・・・

生きるってなんだろうとか考えてみたり。

生まれるとか死ぬとか生きるとか生かされるとか・・・

神様は、どこでどうやってそんな命の選別を行っているのか。

それとも全てがなんの設定もなく成されているのか。

考えれば考えるほど余計にわからなくなって。

そんな事を思いながらも、

所変わればコンビニでチャリーンと小銭を入れた途端に、

何事もなかったように日常は戻ってくる。

結局、わたしは今ここに居て、与えられた小さな道を、慎重に一歩一歩進むしかできない。

それがわたしの生きる意味なんだ。

「だから、がんばろう」

って、何に頑張るのかよくわからないけれど、

とにかくがんばらなきゃって。

そうでなければ、わたし、あれにもこれにも申し訳がたたない気がする。