やはりね・・・

さて、女子パートさん達と初仕事の本日。

7時10分前にロッカーに元気よく入り、先にいた先輩パートさんに

「おはようございます」とまず挨拶。

何と言っても、挨拶は大事。

ちらと見えたエプロンのネームプレートから、所属が青果部門であることを確認できたので、

一歩前によって深々と頭をさげ、

「よろしくおねがいします」と言った。

 

今度来るパートさんは。どんな人か。

虎視眈々と構えているのは明らか。

 

ここ3,4年、スーパーを2件渡り歩き、新人の立場も先輩の立場も両方経験した。

パートの新人が、どうやって市民権を得るまでになるのか、いいお手本も悪いお手本も見てきた。

総じて、嫌われるのは「はい」と言えない新人だ。

なので、わたしはここではイエスマンになることにしている。

こちら側はあくまでも新人だ。

仕事を教えてもらう立場をきっちりとわきまえて望む。

 

しかし、先輩パートさんの中には、不条理に意地悪をしてくる人が、残念ながらある少数いる。

指導という名目での意地悪はたちが悪い。

新人にはなんの落ち度もないのに、強い口調でたしなめる時も。

いずれにしても、そんな先輩パートさんには1つの共通点があるのに、最近気がついた。

余裕がないのだ。

ついでに自信もない。

だから、目の前に居る明らかに自分よりも弱い立場の新人にあたる。

仕事に余裕があるパートさんは、怒りを持たない。

怒りを持たれた新人パートが悪いのではなくて、怒った先輩パートさんに問題があるのだから、

新人パートさんにはどうしようもない。

異次元での出来事にほかならない。

 

実は、今日。

使い終わった包丁を洗おうと洗剤とスポンジを手にした途端、

先輩パートさんから強い口調でたしなめられた。

使い終わった包丁を洗って、所定の位置に戻す行程は、昨日チーフに教えてもらった。

その通りをしようとして以下のように注意された。

 

そんなのいちいち仕舞わなくていいの。

アルコールでしゅしゅしてその辺に置いておいて。

どうせ、また使うのだから。

 

だそうだ。

まあ、確かに先輩パートさんの言っていることが常なんだろうが、

わたしとしては、教わったとおりにして注意されては合点がいかないというもの。

でも、「はい」と返事してその場を離れた。

そして思った。

 

この人、余裕がないんだな。

 

わたしは、お世辞にもメンタルが強いとはいえない。

むしろ、のみの心臓の持ち主だと自覚している。

だから、初対面の先輩パートさんにこんな態度を取られたら、

心全部とは言わないが45度ぐらいは折れたかと思ってしまった。

所が、大丈夫だった。

なんてことはない。

自分でもびっくりするぐらい平気だった。

むしろイラついている先輩パートさんに同情していた。

大変そうだね・・・・。

 

どっちみち、突然飛び込んできた新人パートだ。

すんなりと市民権が得られるとは思っていない。

先輩パートさん達とは、長い時間を掛けて、

それこそ1年ぐらいのスパンを持って距離が縮まればよいと考えている。

 

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