焼きたてパンやさんでの恥ずかしいできごと

仕事が終わるとどっぷりと疲れきって帰るのが常なんだけれど、

昨日はなぜか駅までの距離が近く感じた。

これが、マウント女子が有休だからなんだと大きな声ではいえないが、

暖かな日差しの中で足取りが軽かった。

 

最寄り駅に下り立ち、お気に入りのパンやさんに入った。

財布の中には、1000円札一枚と小銭が500円入っているのを先ほど確認し、

1000円分ぐらいはパンは買えるなあと思っていた。

 

時刻にして午後2時過ぎ。

朝5時半に朝食を摂ってから8時間以上経過している。

胃袋は最早、空っぽ状態。

どれを見ても美味しそうで、次々とトレイに乗せて会計へ。

 

会計に行ってからはたと気がついた。

「もしかして予算オーバーか」

色とりどりのパンを目にして、財布の中身が1500円しかない事が頭から跳んでしまっていた。

 

このパン屋さん、カードが使えず現金のみだ。

普段のスーパーの買い物は全てカード決済にしているので、

わたしの財布には申し訳程度にしか現金が入っていないのよと、

何がしの言い訳が頭に浮かんだが、

そんなの目の前の同じ年齢ぐらいのパートさんには関係ない。

 

 

今更、トレイからパンを元の棚に戻せない。

しかたないので、会計を始める前に店員さんに

「すみません。1500円以上になりそうですか」

と尋ねた。

店員さんは、一瞬?という顔をしたが、すぐに意図を察したようで

「計算してみます」

といってレジを打ち始めた。

 

計算が終わるの待つ間、緊張していた。

小銭チャリーンの財布の中身を見られているようで恥ずかしかった。

大金持ちのような雰囲気は逆立ちしてもかもし出せないの当然だけど、

パン屋さんで100円か200円オーバーを心配する相変わらずの小心者だ。

 

結果、7点で1350円也。

それぐらい暗算できないのかという感じだけどとりあえずほっ。

一応、他のお客さんの前で商品を戻すという失態はしなくてすんだ。

それだけの事をそんなに大げさに悩むものかと小ばかにする影の声もあったりして・・・。

 

もともとメンタルが強いほうではない。

人前に出ると顔が真っ赤になる赤面症に悩まされていた時期もある。

未だにちょっとした他人の言動に振り回される。

どうやったらメンタルを強く出来るのか。

心理学的には、わざと恥ずかしい体験を数多くするという荒療治もあるようだ。

今回の経験がわたしのメンタル改善に少しは役立ったと思えばどうってことない。

 

世の中には、どうってない事が沢山あって、

例えば、マウント女子を軽く受け流す心の耐性ができないはずはないなあ。

いや、絶対に出来るはずだと、

チーズパンとか黄な粉パンとか色々一杯買い込んだ袋を

自転車の前カゴに乗せてるんるんで帰った。

 

今日、明日連休。

明後日の日曜出勤日がマウント女子と一緒の日だ。

多分、同じ品だしメンバーになる予定。

なんだか彼女の言動を軽くあしらえる自分が、今ここに現れてきたようで

嫌だなあという気持ちから開放されつつある気がしてきた。

 

かなり強引なこじ付けなのは承知しているが、

これだって世の中に沢山あることのどうでもいいことのひとつに過ぎないものだという結論は

わたしの感情の落としどころにしてはなかなかのハイレベルだ。

すぐに逆戻りするかもしれないが。

 

 

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