きゅうりどうですか

昨日の夕方、ワンちゃんを連れて散歩に出かけました。

うちの赤柴ちゃんの飼い主は、一応末娘です。

飼い主は、ワンちゃんの生活の責任を負っているのですが、

仕事の関係で夕方の散歩が出来ない日があります。

夫が在宅の日は夫が連れて行ってくれるのですが、

誰も居ない時は、わたしに散歩の任が回ってきます。

 

ワンちゃんにリードをつけて、朝夕二回の散歩に出かける習慣が、

生まれてこの方ありませんでした。

最低でも1時間、多いときは2時間も一緒に歩きます。

その間おしっこの世話をしたり、うんこの処理をしたり・・・

散歩中に大好きなワンちゃんに会えば、飼い主ともども輪になってああーだこうだです。

 

ワンちゃん同士の世界も面白いものですね。

相手にしてもらえなかったりこっちがスルーしたり・・・

この子の「好き」の線引きはどうやってなされているのか、未だに不思議でわかりません。

すれ違う人間に対してもそうなのです。

好きすきだったり・・・触らないでとツーンとしたり・・・

 

昨日も自転車にのった女の人が気になるようで、馴れ馴れしく近づいたものの

「ごめんね。撫でてあげたいけど怖いの」

とあえなく振られてしまいました。

ごめんなさいと謝り、名残惜しげにするわんちゃんを引っ張って離れ、歩き出したちょっと後の事。

さっきの方が、「きゅうりどうですか」と声をかけてきたのです。

 

畑からの採れ立てらしいきゅうりが、自転車の前カゴに数本入れてあってね。

実は、散歩中に声かけられて、何かをいただくことがよくあります。

以前は、大株の水菜を畑から引っこ抜いたままの姿でもらいました。

大株の水菜を片手に抱え、

片手にリードで大変な思いをした経験があります。

 

そうそう、パプリカだからといって50センチぐらいに伸びた苗をもらったこともあります。

家に持って帰り、枯らしては大変と一生懸命に育てました。

昨年の夏の終わりごろに、実がなったもののどこから見てもしし唐でした。

 

そんなこんなでの、3人と1匹の生活です。

ワンちゃんからは、わたしは家族の中で確実に格下認定をされています。

一番大好きなのは、飼い主を差し置いてパパですから。

うちの赤柴ちゃん、結構あから様なんですよ。

たまにかなり落ち込みます。

 

でも、なぜか夜は一緒に寝ます。

背中をくるんと丸くして同じ布団で寝てます。

 

 

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