女はしゃべらなければ生きていけない。
金曜日、土曜日と連休だった。
金曜は雨で土曜は晴れ。
休みの日でも日常の買い物以外はほとんど家にこもり、雨ならなおさら。
晴れれば洗濯したり掃除をしたり、軒下のマイガーデンを行ったり来たりし、
特にどうという事もせずに日が暮れてゆく。
今日は、日曜日。
またまたハードな仕事が待っている。
心なしか左ひじが重い。
「古傷が痛む」
とは時々聴く言葉だが、こんな感じに痛むのが古傷なのだろうか。
それとも古傷になりきっていないからだろうか。
鈍痛のような感じがしているのが憂鬱だ。
仕事復帰後、無理をせずにと言われても無理をしなければこなせない仕事量が任される。
明らかに使いすぎな感がしているので不安がちらっと顔を覗かせる。
自分でセーブしろよと影の声。
時間内に仕事を完了できる事を念頭に入れているものだから、とことんがんばる。
自己責任の範疇で、誰が褒めてくれるものでもなく、ただの自己満足だ。
結果、こういう状況になる。
こんな具合で仕事をしているものだから、
パッキンの弱った蛇口のようにぽとんぽとんと不満がもれる。
ひとしずくの不満はやがて心いっぱいになって愚痴となってあふれ出す。
「女はしゃべらなければ生きていけない」
誰が言ったかわからない、大げさなせりふが頭に浮かぶ。
最近のブログ記事を見ても、何となくストレスがたまっているのは明らか。
なのに・・・
夫がわたしの愚痴を聞くのを嫌がる。
あからさまな嫌ではないが、どうにも聞き方がゾンザイで相づちなんかも適当だ。
話しているほうに気持ちが向いているのか、あっちのテレビに行っているのは、すぐにわかる。
夫が仕事から帰ってきて一番聞きたくないのは妻の愚痴だというから、
仕方ないなあとこちらもあまり話さないようにしている。
そうなるとブログが愚痴っぽくていけない。
ああ・・・
それにしても雨よ。
しばらくは、海の上だけで降ってくれまいか。
気持ちの重さが分厚い雨雲と重なる。